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【1】「R」、【2】「L」、【3】「V」、【4】「Th」、【5】「Wh」、【6】「F」の6つです。
この「6つのアルファベットの発音」は、ほとんどの日本人が、かなり間違った発音をしているので、ネイティヴに英語が通じない一番の要因となっています。
極論ですが、日本での英語の評価は「テストの解答にいかに正確な英文を書くか」であって、「一言も話せなくても、発音が間違っていても、テストの点数にはまったく影響しない」。
従って「書くこと」 「読むこと」を重視した英語の勉強法になってしまったのも、ある意味、いたしかたないことです。
【日本人が間違えている6つの発音】
【1】「語頭や語中のR」
【2】「語尾のL」
【3】「語頭や語中のV」
【4】「語頭のTh」
【5】「語頭のWh」
【6】「語頭や語中のF」
この「6個のアルファベット」を使う英単語の「発音」は、日本人がかなりの確率で「非常に間違った発音の仕方をしています。
ほかの発音は、「カタカナ」で読んでも、ネイティヴに通じないわけではありませんが、正確でなくてもなんとか通じます。
しかし、この「6つの発音」は、ほかの発音に比べると、「私達が普段口にしてきたカタカナ英語」や「すでに日本語になっている英単語(日本語英語)」とは、「発音が大変かけ離れています」。
従ってなかなか通じないのです。
これが、ほとんどの日本人が間違う「6つの発音」
◆【発音1】
「語頭や語中のR」は、
「ラ・リ・ル・レ・ロ」じゃなくて、
「ルア・ルイ・ルウ・ルエ・ルオ」
になります。
したがって……、
「rice」は、「ライス」じゃなくて「ルアイス」と、巻き舌っぽく発音します。
「rabbit」は、「ラビット」じゃなくて「ルアビット」と発音します。
ここも巻き舌です。
どうでしょう?
ずいぶん違うと思いませんか!!
◆【発音2】
「語尾のL」は、
「ル」じゃなくて
「オー(ヨー)」
「global」は、「グローバル」ではなく「グローボー」と発音します。
「medical」は、「メディカル」ではなく「メディコー」と発音します。
ちなみに、有名ブランドの「CHANEL」は「シャネル」と言ってもネイティヴには通じません。
「シャノー」と発音すれば通じます!
かなり衝撃的に違うのにお気づきでしょうか!
◆【発音3】
「語頭や語中のV」は、
「バ・ビ・ブ・ベ・ボ」ではなく、
「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」
「vacation」は、「バケーション」ではなく「ヴェイケイション」と発音します。
軽く、下くちびるに上の歯がこすれるような感じです。
「vegetable」は、「ベジタブル」ではなく「ヴェジタボー」と発音します。
従って、コンビニの「Seven-Eleven」は、「セブンイレブン」じゃなくって、「セヴンイレヴン」と発音すれば、ネイティヴに通用します。
◆【発音4】
「語頭のTh」は、
「ザ・ジ・ズ・ゼ・ゾ」ではなく、、
「ダ・ディ・タ・デ・ド」または「タ・ティ・タ・テ・ト」
「this」は、「ジス」ではなく「ディス」
「that」は、「ザット」ではなく「ダット」
「theater(映画館)」も、皆さん「シアター」だと思っているかも知れませんが、実は、「テアター」と発音します。
「ディス」は、「ディ」に「ジ」が20%くらい混じっている感じです。
「ダット」は、「ダ」に「ザ」が20%くらい混じっている感じですが、慣れるまでは「ディ」、「ダ」と発音しておけば、通じるはずです。
◆【発音5】
「語頭のWh」は、
「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ」じゃなくて、
「ゥワ・ゥイ・フ・ゥエ・ゥオ」
「what」は、「ホワット」じゃなくて「ゥワット」
「white」は、「ホワイト」じゃなくて「ゥワイト」
「wheel(車輪)」は、クルマの「ホイール」じゃなくって、「ゥイーオー」です。
「ゥ」のところでは、「口をかなり小さく→大きく」という動きをします。
これも、今まで私達が思い込んできた発音とは、かなり異なる部分です。
◆【発音6】
「語頭や語中のF」は、
「ファ・フィ・フ・フェ・フォ」ではなく、
「fァ・fィ・fゥ・fェ・fォ」
そして英語の中で唯一と言っていいほど、どんなにがんばっても日本語にない発音が「F」です。
「F」は、「fァ・fィ・fゥ・fェ・fォ」と覚えて下さい。
この発音もかなり重要です!
下唇に上の歯をつけて、「シュッ」っていう感じで歯の間から少し空気が抜けるような音を出しながら「fァ」っと言う瞬間に下唇が離れる発音をします。
「fitness」は、「フィットネス」ではなく、
「fィットネス」と発音する。
「factory」は「ファクトリー」ではなく、
「fァクトリー」と発音する。
「five」は「ファイブ」ではなく、
「fァイヴ」と発音します。
この「たった6個の正しい発音」を覚えるだけで、あなたの英語は、すぐに「ものすごく本物っぽく」なれるはずです。
実際に、この「6つの発音だけ」を直してネイティヴに話しかけてみると、「あなたは日本人なのに、なんて発音がいいんでしょう!」って驚かれる事間違いなしです。
「6つの発音」ができるようになると、少しづつ「相手の話していること」まで正しく聞き取れるようになってきます。
今までは…、
「なんかいま、『ルイオー』って聞こえたが、『ルイオー』ってナンのこと? よくわかんない」という状態で聞き流していたとしたら、
「いま、『ルイオー』って言ったよね。『ルイオー』は、『リアル(Real)』のことだ!!」
と聞き取れるようになるはずです。
今まで覚えていた「カタカナ発音」を、たった6つ直すだけで、「話す」と「聞く」の悩みが一度に解決されるんです!!
大切なのは、「英語がネイティヴに通じる!」って思えると、一気に、「英語って楽しい!」となり、もっともっと、「英語がやりたい!」という気持になっていくのです。
あんなに「まったくわからなかった英語」を、1語でも、2語でも、正しく聞いたり、話せたりできるようになるのは、本当に、嬉しくて、楽しいことなんです!
あとは、「フレンドリーなネイティヴ」を選ぶのも、かなり大切です。
日本人でも、ネイティヴでも、「正しさ教の信者」的な人とか、ケチをつけたがりの相手には、英語が上手くなるまで、挑戦しないほうがいいです。